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Interview #012

臨床工学技士

安城更生病院

企業サイト

臨床工学技士

天野 奈津美 さん

医療機器の先にいる
患者さんの存在を忘れない。

※2022年取材

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インタビュー動画

高校時代について教えてください。

文化祭などの学校行事に力を入れ、友達と楽しい高校生活を送りました。進路についてはギリギリまで迷っていました。その中のひとつが臨床工学技士です。私が理系だったこともあり、理系の知識をいかしつつ医療の仕事もできるところに魅力を感じたのが興味をもったきっかけです。高校卒業後、中部大学の臨床工学科に進学しました。

大学時代について教えてください。

1、2年次は、電気工学や電子工学などの工学の知識と、解剖学や生理学、微生物学などの医療の知識のベースを学ぶ期間でした。臨床工学技士としての基礎を積み上げる感じです。3年次からはその応用。人工呼吸装置学、人工心肺装置学、血液浄化装置学など、専門的な器具の回路の組み方や操作の仕方を学びました。実習は安城更生病院に行きました。各部署を回り、いまの自分に何が足りなくて卒業までに何を勉強しないといけないのかを考える機会になりました。あとは当たり前のことですが、医療現場には『患者さんがいる』ということを改めて実感し、緊張感をもって患者さんと接する意識が芽生えたと思います。

下積み時代について教えてください。

安城更生病院に就職し、現在2年目です。最初はICUに配属され、人工呼吸器や血液透析などの医療機器に携わりました。先輩は『何回でも聞いていいよ。大丈夫だよ』とよく言ってくれたので、焦らず自分のペースで仕事を覚えていくことができました。自分に後輩ができたときは、私もその言葉をかけてあげたいと思っています。

現在の仕事内容を教えてください。

一言でいうと、『医療機器のスペシャリスト』です。点滴などの薬剤を投与する際に使用される『輸液ポンプ、シリンジポンプ』、バイタルサインを表示する『生体情報モニタ』、『人工呼吸器』など、さまざまな医療機器が安心して使えるように点検や修理をおこなっています。心がけているのは、『人の命を預かっている』という意識を忘れないことです。日々、医療機器と向き合っていると忘れてしまいがちですが、医療機器の先にいる患者さんの存在を絶対に忘れないようにしています。

仕事のやりがいについて教えてください。

私たちは、医師や看護師、診療放射線技師や管理栄養士など、いろいろな部署の人と連携してひとりの患者さんと向き合っています。自然と責任のある仕事を任せてもらえるようになるとうれしいですね。患者さんが元気になって退院していく姿を見るのもやりがいにつながっています。

後輩へのメッセージをお願いします。

臨床工学技士の国家資格を取得する必要があります。まずは受験資格を得られる大学や専門学校に進学してください。私は総合大学である中部大学に進学したことで、別の学科の学生と関わりをもつことができて世界がぐっと広がりました。工学や医療に関係ない他分野の勉強も自分にとってプラスになっています。みなさんも食わず嫌いせずに、幅広くいろいろなことを学んでほしいです。自分には必要ないって決めつけず、さまざまな経験、勉強をしてください!