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Interview #002

鉄道運転士

名古屋鉄道株式会社

企業サイト

鉄道運転士

玉井 岳 さん

安全かつ時刻通りにお客さまを
目的地まで届けることが私の仕事。

※2020年取材

高校時代について教えてください。

もともと乗り物が大好きで、子供の頃からこの仕事に就きたいと思っていました。キビキビした指差確認の動きや、大きい乗り物を動かしている運転士の姿は本当にかっこよかったですね。高校卒業後は、興味があった分野を学ぶため、中部大学歴史地理学科に進学しました。

大学時代について教えてください。

講義は、歴史と地理を融合した内容が中心です。例えば、たたら製鉄について歴史的な観点と地理的な観点から研究したり、大曽根などの町の歴史を勉強しました。ゼミでテーマにしたのは、名古屋の市バスの実態。実際に乗客の意見を聞いて、利用目的や乗客の多い路線と閑散路線の違いなどを調査しました。大学卒業後は、名古屋鉄道に入社しました。

入社当初のことを教えてください。

入社後、半年ほど駅係員としてお客さまの案内や出札業務などを経験しました。それから車掌を3年間経験。ドアの開閉や車内アナウンス、車内巡回や車内改札などを経験しました。一般的に、駅係員を半年から1年、車掌を2、3年経験すると、動力車操縦者運転免許の国家試験を受けることができます。試験合格後、約半年間の見習い期間があります。運転理論や運転規則、電車の仕組み、故障時の対応などを学科講習で学び、約4ヶ月間の技能講習では、教導運転士の横に付いて運転技術を学びました。

現在の仕事内容を教えてください。

規則に従って、安全かつ時刻通りにお客さまを目的地まで届けることが私の仕事です。そのために、いろいろなところに気を配っています。しっかり前を見て、次の駅までの時間を頭の中で考え、さらにカーブの速度やブレーキのかけ方、信号の位置や車種ごとの特性、お客さまの乗り心地も考えて運転しています。ひとつのことを、さまざまな視点から考えることが大切な仕事です。お客さまの中には、私の姿を見て『将来、運転士になりたい!』と思うお子さまがいるかもしれません。常に子供たちから憧れられる運転士でありたいと思っています。

仕事のやりがいについて教えてください。

やりがいを感じるのは、勤務終わりの点呼で、何事もなく『異常ありませんでした』と終われた時。私の後ろには多くのお客さまがいて、皆さまの命を預かっているという責任感と緊張感を常に持って運転しています。勤務終了後は、張り詰めていた神経がほぐれて気持ちのいい脱力感があるのですが、それがなんとも言えない快感なんです。

後輩へのメッセージをお願いします。

鉄道運転士は、『安全を確保するため』定められた規則に基づいて仕事をします。当然のことですが、決められた規則を守れない人には難しい仕事です。皆さんの身近な例では、学校や部活動など組織で定められたルール、ご家族と決めた約束事などが挙げられるでしょうか。日頃のちょっとしたことからで構いませんので、清く、正しい行動をし、規則正しい生活を送るよう心掛けることが大切だと思います!