寿がきや食品株式会社
企業サイト工藤 千紘 さん
長く愛されるソウルフードを
支えている誇りをもって
※2026年取材
高校時代のことを教えてください。
高校にはソフトテニスの推薦で入学しました。周囲は全国レベルの部員ばかりで、実力差に心が折れかけながらも、必死に食らいついた日々が思い出に残っています。部活を通し、精神的に大きく成長できました。中部大学の食品栄養科学科に進学したきっかけは、母が管理栄養士だったこともあり、食に関わる仕事に就きたいと思っていたからです。
大学時代のことを教えてください。
栄養学実験や食品機能学実験など、グループでの実験や実習が多かったので協調性やコミュニケーション能力が身につきました。調理実習では、和洋中・スイーツなど幅広い料理を学び、給食実習では300食の大量調理も経験しました。さらに地域創成メディエーター取得をめざし、高蔵寺ニュータウンで高齢者と交流しながら、ゴマを使った餃子の栄養教育に取り組んだことも印象に残っています。視野が大きく広がった経験は、カリフォルニアにある提携大学への海外研修です。海外の栄養士がどのような仕事をしているのかを間近で見られましたし、スケールの違いも実感しました。
就職先を選んだ決め手を教えてください。
大学卒業後は、麺・調味料を主力とする加工食品メーカーである寿がきや食品に就職しました。幼いころから慣れ親しんだ製品を作っている企業なので、強い愛着をもって働けると感じたことが就職先を選んだ決め手です。
仕事内容を教えてください。
生産管理を担当しています。営業担当からの依頼をもとに、カップ麺や袋麺の生産計画を立案し、他部署とも連携しながら、工場が効率よく、安定的な生産を行えるよう努めています。営業の要望だけでなく現場の声も大切にし、実際に生産現場に足を運んで状況を把握しながら、ロスの出ない体制づくりを心がけています。
仕事のやりがいを教えてください。
製造現場のトラブルや急な依頼など、想定外の課題に直面することも多く、決して簡単な仕事ではありません。それでも関係部署と粘り強く調整し、解決策を導いて計画通りに生産できたときは大きな達成感があります。愛知県出身の方が帰省した際に買って帰ることも多いので、愛知県で長く愛されるソウルフードを支えている誇りも感じています。
後輩へのメッセージをお願いします。
自分に合わない、嫌だと感じることでも、まずは続けてみることが大切だと思います。それが自分を変えるきっかけとなりますし、社会に出たときの自信につながるからです。大学時代、私には雰囲気が合わないと感じていたスポーツジムのアルバイトも『まずは3ヶ月…』と決めて継続し、結果的に卒業まで続けました。就活で面接練習をしてくださった先生からの、『まわりではなく、変わったのはあなただよ』という言葉が今も支えになっています。